床ずれ(褥瘡)にもできやすい部位があります。
~椅子や車いすに座っている時(座位)~
長時間の座位によって、臀部の皮膚や皮下組織、筋肉へ血液が行きわたらなくなり酸素や栄養不足となってしまい、床ずれ(褥瘡)が発生しやすくなります。
● 座位の姿勢は90度ルール
座位の姿勢は90度ルールが望ましいとされています。
大腿後面で体重を支え、股関節、膝関節、足関節を90度にして座る。
● 座位を保つための工夫座面のクッション・ピローの利用やプッシュアップ(座り直し)を
行うことが必要です。
● 患者さんが自然に90度に保てるような工夫を行うことが大切です。