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　平成２６年１１月、長年の懸案でありました新病院が完成し、名称も市民病院として新たな歴史を歩みだすことができましたのも、ひとえに市民の皆様の御支援及び関係各位の御尽力の賜物であると心から感謝申し上げます。

　市民病院は、免震構造の採用、市内に不足している療養病棟の新設、健康維持・管理を推進するための健診エリア等、医療提供体制の充実を図っております。

　一方で、本市病院事業は、医療及び経営の改革を推進するため、平成２７年４月に地方公営企業法の全部適用に移行するとともに、新たに事業管理者を設置しました。

　また、医師不足の解消及び超高齢化社会の到来を見据え、平成２７年６月、中郷町に市民病院附属家庭医療センターを開設しました。

　この施設は、外来診療はもとより在宅医療、保健予防事業を実施するほか、筑波大学と協力し、総合診療医・家庭医の教育機関としてモデル的な取組を進めております。

　今後、この２つの公立医療機関が、本市創生事業の柱である健康都市づくりの核となり、福祉施設、地域の医療機関等の協力・連携を得て、市民の皆様の安全・安心を全力で確保してまいりますので、関係各位の御指導・御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。