胃がんリスク検査で「胃の健康度」を調べてみませんか
当院では、胃がんの予防と早期発見を目的として胃がんハイリスク検査を行っています。
胃がんハイリスク検査は血液検査で容易に行えます。胃がんになりやすい状態の胃であるかどうかを調べる検査です。
ABC検査の判定
ABC検査は、胃の健康度、胃がんリスクを調べる検査です。
血液検査でヘリコバクターピロリ抗体価検査とペプシノゲン検査を組み合わせてチェックし、胃がんになりやすいかどうかをA~Dの4群に分類して評価・判定致します。
〈ヘリコバクターピロリ抗体検査とは?〉
胃がヘリコバクターピロリ菌に感染していないかを調べる検査です。
ヘリコバクターピロリ菌は胃粘膜にダメージを与え、さまざまな病気の引きがねになると考えられています。
〈ペプシノゲン検査とは?〉
「ペプシノゲン」という物質の血中濃度を測定することで胃粘膜の老化(萎縮)の状態を調べる検査です。
萎縮が進んだ胃は、胃がんになりやすいといわれています。
※血液検査のみで10分程度で終了します
なお、この検査は「がんを見つける検査、胃がん検診に代わる検査」ではありません
実施日時及び検査料金
【実施日時】 月曜〜金曜日(午前8:30〜午後3:00まで)
※予約なしで検査が受けられます
【検査料金】 3,000円(税込)
受診結果について
受診した結果は郵送いたします。
※なお、検査によって健康状態のすべてを確認することはできません。
健康に不安を感じたり、体に異常を感じたら医師の診察を受けるようにしてください。
注意事項
以下の方は、正確な判定ができない場合がありますので事前に主治医にご相談ください。
・明らかな上部消化器症状のある方
・食道、胃、十二指腸の病気で治療中または経過観察中の方
・腎不全、腎機能障害の方
・胃を切除された方
・ヘリコバクターピロリ除菌治療を受けた方
※除菌後の方は、定期的に内視鏡検査を受診されることをおすすめします
お問い合わせ及び申込先
北茨城市民病院 臨床検査室 蛭田 ☎ 0293−46−1121 (内線2202)
〜 まずは、お気軽にお問い合わせください 〜