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「胃・十二指腸潰瘍について」

外科 田口  怜  「ご飯を食べたらみぞおちが痛くなった」など、食事の前後でお腹の痛みを訴える方は多いと思います。その原因として、胃や十二指腸(胃と繋がる小腸の一部)などの粘膜が傷ついてしまう「潰瘍」と呼ばれるものができ …

「便潜血検査と大腸癌」

外科 松浦 博和  夏の暑さは残りつつも、秋の訪れを感じられる季節となってきました。皆さんいかがお過ごしでしょうか?今回は、大腸癌についてお話ししたいと思います。  日本人の死因の第1位は、癌や肉腫などの悪性新生物です。 …

「がん予防には正しい生活習慣が大切」

市民病院事業管理者 田渕 崇文     わが国において1年間で約37万人の方が、がんにより亡くなっています。その数は年々増えています。   「がん」はご自身の臓器にある細胞の遺伝子が変異してがん化していく病気で …

『便に血が混ざった⁉』便潜血陽性について

北茨城市民病院 外科 田 口  怜    職場の検診などで便の検査をされた方は多いと思います。そこで今回は、その便の検査はどういう意味を持つのかを説明したいと思います。  検診などで行う便の検査は便潜血検査と呼 …

『ピロリ菌と胃がん』

北茨城市民病院 外科 窪木 大悟    胃がんによる死亡率が減少しています。それは、ピロリ菌退治が広く行われるようになったためです。  ピロリ菌は正式には「ヘリコバクター・ピロリ」と言い、強い酸性である胃の中に …

『大腸の憩室症(憩室炎・憩室出血)』

北茨城市民病院 外科 小出 綾希    みなさんは、大腸憩室症をご存知でしょうか。腸の壁の一部が、外側へ小さな袋状に突出したものを憩室と呼びます。それが大腸にできると大腸憩室症と呼ばれます。憩室は腸の壁がそのま …

『「鼠径ヘルニア」ってなぁに?』

北茨城市民病院 外科 山﨑 浩宣    鼠径(そけい)ヘルニアという病気は、聞き慣れないかもしれませんが、いわゆる「脱腸」のことです。日本では年間15万件以上手術が行われています。患者さんの8~9割は男性ですが …

『百害あって一利なし』

北茨城市民病院 事業管理者 田 渕 崇 文  今回は喫煙のお話です。皆さんご存知のように厚労省は喫煙に対する強い規制強化として、国民の8割を超える非喫煙者を喫煙者の煙から受ける健康被害から守るため、多数の者が利用する施設 …

『胃がん治療について』

北茨城市民病院 外科 窪木 大悟  日本において、2014年の時点で胃がんで亡くなった人の数は、全がんの中で男性が2位、女性が3位で、年間4万8千人もの人が亡くなっています。しかし、検診の普及による早期発見や治療技術の向 …

『がんの検診を受けましょう』

北茨城市民病院 事業管理者 外科 田渕 崇文  我が国の死亡原因の第1位は「がん」で、約3人に1人は何らかのがんで亡くなられています。年齢が高くなるにつれ、がんに罹る率は高くなります。医療技術は進歩し、一部のがんは早期発 …

『大腸癌について』

北茨城市民病院 外科 窪木 大悟  大腸癌の症状は、血便、便秘や下痢の繰り返し、便が細い、お腹がはる、腹痛などがありますが、早期癌はほとんどが無症状であり、早期発見が難しい病気です。 そのため、大腸癌検診は便鮮血という、 …

当院の内視鏡について

外科科長 小出 綾希     よく外来の患者様やご家族様から『内視鏡の手術をお願いします』というご要望を戴くことがあります。実はこの内視鏡という言葉は、あいまいな総称的表現です。内視鏡という機械自体は、細長い本 …